お知らせ

筑波大学によるまちづくりのワークショップに参加しました(令和5年7,8月)

 三日間にわたり、つくばみらい市のまちづくりに関するワークショップに参加しました。これは同市の事業として実施しているもので、筑波大学システム情報系教授の大澤先生のご指導のもと、以前から参加されているつくば秀英高校の生徒さんに加え、今回から市内にある本校生徒も参加させていただけることになったものです。

 初日には、ワークショップに先立ち座学を行いました。筑波大学教授の堤先生から茨城の特徴についてのお話、関彰商事株式会社のタニさんから「グローバルな視点でふるさととは何か」を考えさせられるお話、市の黒田さんから市の課題についてのお話をいただいたほか、ソフトバンク株式会社の五十嵐さんによるSDGをテーマとしたゲームを行いました。初対面の他校生徒との活動で、最初は緊張気味だった本校生徒も、先生方の興味深いお話により、ワークショップに向けて頭を柔らかくすることができました。

 ワークショップ本番では、災害対策、地域の産業振興、ふるさと意識の醸成など市の課題についてグループで探究活動を行いました。高校生には内容的にも時間的にも難しいテーマでしたが、筑波大学の学生の皆様の的確なサポートもあり、最終的にはとても興味深い発表を行うことができました。

社会の先行きが見通しづらくなる今、他者と交流し、前例にとらわれずに新しい価値を生み出していくことがますます重要になってくると思います。短い時間でしたが、生徒にはそのプロセスを体験できた貴重な三日間になったと思います。

ご指導くださった先生方や学生の皆様、貴重な場をお与えくださった市役所の皆様、一緒に取り組んでくださったつくば秀英高校の皆様、本当にありがとうございました。