校章、校歌

   

校章
   第1校章


  第2校章 伊奈はと
校歌(YouTube)
校歌
茨城県立伊奈高等学校校歌
作詞 竹 内 郁 郎  
作曲 植 原 路 雄  

一 筑波の嶺に茜さし 常陸の空は明かりゆく
  欅の枝の芽ぶきにも 生命の春の徴あり
  若き希望に胸充ちて「自立」の翼羽搏かん
  我ら伊奈高に集うもの

  つくばのみねに あかねさし ひたちのそらは あかりゆく
  けやきのえだの めぶきにも いのちのはるの しるしあり
  わかきのぞみに むねみちて 「じりつ」のつばさ はばたかん
  われら いなこうに つどうもの

二 田の面の緑陽に映えて 小貝の川に風薫る
  人みな力寄せ合うて 荒ぶる流れ鎮めたる
  治水の恩恵いま享けて 「協同」の輪を拡げなん
  我ら伊奈高に学ぶもの

  たのものみどり ひにはえて こかいのかわに かぜかおる
  ひとみな ちから よせおうて あらぶるながれ しずめたる
  ちすいのめぐみ いまうけて 「きょうどう」のわを ひろげなん
  われら いなこうに まなぶもの

三 寒風哮り雲払い 星満天に冴えわたる
  かの北辺の海峡に その名とどめし先人の
  朽ちぬ偉業に憧れて 「創造」の夢育まん
  我ら伊奈高に競うもの

  かんぷうたけり くもはらい ほしまんてんに さえわたる
  かのほくへんの かいきょうに そのなとどめし せんじんの
  くちぬいぎょうに あくがれて 「そうぞう」のゆめ はぐくまん
  われら いなこうに きそうもの

校歌の歌詞の趣旨
  • 季節的な面では,一番が春,二番が(初)夏,三番が冬に対応している。
  • 時間軸の上では,一番が朝,二番が昼,三番が夜に対応する。
  • 一番では,茨城県の象徴である「筑波山」と町の木である「欅」を詠みこみ,二番では「小貝川の治水」と「豊かな水田」に言及,三番では郷土の英雄「間宮林蔵」への憧憬をうたっている。
  • 「自立」「協同」「創造」の校是を,それぞれにふさわしい文脈に組み込むことを狙い,次のような連想的つながりを考えた。
  • 一番 春-朝-青春-巣立ち-「自立」
  • 二番 小貝川-治水-共同作業-「協同」
  • 三番 冬-凍てつく星-厳しさ-林蔵の偉業-未知への挑戦-「創造」