PTA会報誌『けやき』令和５年度３月号　発行

R５年度けやき後期.pdf

令和5年11月25日（土）　PTA講演会実施

ライフシフトとストレスマネジメント講演を聴いて

　令和5年11月25日（土）に、PTA主催の秋田靖典氏による「ライフシフトとストレスマネジメント」
の講演会が行われました。秋田氏は、人生１００年時代を迎える我々が、いかに世の中の変化や技術
革新に遅れをとらずに、学び直しによって、新しい知識やスキルを身に付けられるか、ということを講
演の中で強調していました。その背景には、「リカレント教育」という、学校を離れて社会に出てから
仕事を一時中断して、または仕事を続けながら知識やスキルを学び直す教育の登場があります。さら
に高齢者の三大心配事にあたる「病気」・「貧困」・「孤独」を解消する「健康」・「資産」・「仲間
」を導くライフシフト、自分達の健康活動を蝕む様々なストレスに対するマネジメント３R―休憩
(Rest)・気分転換(Refresh)・リラックス(Relax)－、ストレスを「内に溜めずに聴いてもらう」コーピン
グの重要性も触れられていました。
　人生１００年という高齢化社会が常識となった今の世界で、秋田靖典氏による講演会は、多くのPTA
会員の称賛の中、終了しました。

令和5年度　PTA全国大会報告

第71回全国高等学校PTA連合大会　石川大会に参加して

　令和4年8月25日（木）、8月26日（金）の2日間、石川県金沢市で開催された第71回全国高等学校PTA連合大会石川大会に参加させて頂きました。全国大会の開催は新型コロナの影響で2年ぶりに行われました。その開催にこぎ着ける迄には、多くの人々の多大なる尽力があったことを、この2日間で感じ取ることができました。その一つ目として、会場設営はとてもすばらしいものであったように思います。会場はいしかわ総合スポーツセンターで、その会場の中には巨大スクリーンや間隔をあけた何千という椅子などが設置されていて、多くの人が席に座ってアトラクションや講演者の顔などを明確にみることができました。さらには金沢の物産展も会場に設置され、今話題になっているルビーロマンの粒や加賀市初の「地ビール」 加賀エール・加賀モルツ・加賀アンバ等が販売されていました。二つ目は高校生達の若々しいアトラクションです。彼らのダンスや演奏はとても見事で、この全国大会のために相当な練習を積んでいる印象が窺えました。その演技や演奏は、正に体の内側から熱いものを感じずにはいられないエネルギーを参加者に与えてくれました。三つめはパンフレットにある組織図を見たときでした。正直圧倒されました。これほど大きな組織の各委員会が役割分担をして、協力をしながらここまで大きなプロジェクトにしている人々の連携に、頭の下がる思いを感じずにはいられませんでした。最後は講演者の心を揺さぶる講演内容です。私は新時代のキャリアデザイン－ローカルキャリアが育む未来の働き方・生き方－の岩本悠氏による講演内容の情報を聞き、島根県隠岐の島にある島根県立隠岐島前高等学校のことを知りました。この高校は実は廃校寸前の学校であったのが、多くの人々が非常に効率の良い連携をして、神戸大や岡山大、私立では関西学院大や立教大合格者を出すまでに至った準ドラゴン桜のような話を聞けたのです。それを売りにして全国各地からやる気のある新入生を募集する宣伝は、素晴らしい方法ではないかと強く思えました。また2日目の澤田貴司氏（前ファミリーマート社長）による心に残る言葉、「やりたいことをやる」、「現場第一主義」、「未来につながらないことは排除」、「違和感の是正」、そして「『何が正しいか』の追求」は教員としてこれからの、前向きな活動の原動力にしたいと思います。

　この石川大会ではPTA会長、PTA副会長、そして学校長と参加させていただきました。この大会参加を通して得られた知識や熱い想いは伊奈高校全生徒、全保護者に還元できるよう、尽力したいと思います。

 [2022.11.28]

令和4年度　PTA関東大会　（横浜パシフィコ会議センターにて）

令和４年７月９日（土）に、２年ぶりの開催になるPTA関東大会（今回の会場はパシフィコ横浜会議センター）に参加して参りました。開会式前のアトラクションでは、相模原中等教育学校クラシックギター部による迫力ある演奏と厚木高校ダンスドリル部の躍動感のこもったダンスパフォーマンスはとても素晴らしく、多くの観衆を魅了し、たくさんの元気を私達に与えてくれました。次に開会式が始まり、神奈川県の黒岩知事をはじめとする来賓の挨拶やPTA活動に貢献した団体・個人への表彰状・感謝状送呈が行われました。その中で来賓の黒岩知事は安部元首相の事件にふれ、亡くなったことを偲びました。そして本日のメインイベントである大阪芸術大学教授の増田明美さんの講演が９０分間行われました。ここで増田明美さんは、自分の体験を通して論語の知好楽の大切さを強調し、それが今後の高校教育の中で活かされることを願っておりました。

PTA関東大会での学びを本校生徒のため、今後の活動に役立ていきたいと思います。